概要
今後の日本においては高齢者の占める人口比が爆発的に増加し、介護にかかわる問題が多発することが予想されています。そのため在宅や施設での介護がより重要度を増す中でその人員不足も深刻の度合いを増すため、その人的作業を補助するためのIT機器の開発も急がれております。
今回弊社では老人の徘徊などでの行方不明などでのトラブルを防ぎ、最小限とするため、老人の肌や持ち物などに貼ることで、徘徊された方をすぐに保護できるためのシールの自動生成および管理システムを開発いたしました。またこのシステムは、弊社で進めるロボットを利用したDENSUKEコンセプトを実現する第一弾の製品となります。
機能と特徴
この製品には以下の特徴があります。
- QRコードを含んだシールにて、ユーザ情報を保持し、それを要介護の方の肌や持ち物などに貼ることで、保護時にすぐにその方の情報や通知を行うことができます。
- QRコードには連絡先を直接記載できるほかの他、通知のためのお知らせをWebから入力していただく流れも可能ですので、個人情報を見せないように配慮した運営が可能です。
- QRコード以外に安価なRFIDタグ(電池不要)を同時に張り付けることができ、要介護者に接触しない状態でも施設からの外出や特定地点の通過確認、本人特定などをすることも可能です。また電池を装着したiBeaconタグを使うとセンサーとの距離測定も安価に行えますのでベッドからの転落防止機能なども追加できます。
- 肌に接着する接着剤(両面テープ)は長年かつらの接着などに利用されてきた安全な素材を利用していますので安心です。(それでも肌に合わない場合には使用を中止してください)
- 肌への接着の他、衣服や持ち物に貼りつけたりすることも自由にできます。
- QRコードへの記載内容、デザイン、大きさ等は自由にカスタマイズ可能です。
今後
弊社では今後、このような見守りシステムを「DENSUKE」コンセプトを広く実現すべく、各種のIoT技術、AI技術、表示技術等を世界最先端の技術を組み合わせて安価でかつ全く新たな見守りシステムの構築と販売を行ってまいります。